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歌手、岩崎宏美（５６）が、８月６日にニューヨークで初の米国単独公演を行うことが２３日、分かった。
デビュー４０周年の集大成として、エンターテインメントの本場でボーカリストとしての力を試したいと企画。
現地在住の歌手でジャズピアニスト、大江千里（５４）を迎え、ピアノ伴奏のみのシンプルな構成で歌声を披露する岩崎は
「歌い手として原点に戻るような挑戦になる」と意気込んでいる。
岩崎がエンターテインメントの本場で円熟した美声を響かせる。
米国では、２００６年８月にラスベガスで行われたベテラン歌手、バリー・マニロウ（７１）の公演にゲスト出演したことがあるが、単独公演は初。
舞台は、ＮＹのクラシック音楽の象徴的存在といわれるマーキン・コンサート・ホール。
１９７８年に開業し、収容数４５０人と少ないながらも優れた音響設備を持ち、米国作曲家作詞家出版社協会から２度も表彰された由緒ある会場だ。
きっかけは、岩崎が昨年行ったピアニスト、国府弘子（５５）とのジョイントツアーだった。歌唱力が問われるピアノと歌だけのシンプルな構成に、
歌手としてのやりがいと難しさを実感し、４０周年にエンターテインメントの本場で挑戦したいとの思いが強くなった。
そこで、０８年からＮＹに在住し、同年に作詞作曲した「始まりの詩、あなたへ」を提供されるなど、多くの共演歴がある大江にジョイントを提案し、これを大江が快諾した。
海外単独公演は８５年の香港、８６年のエジプト・カイロ、１０年のチェコ・プラハに続き、５年ぶり４度目。
米国公演に先駆けて、デビュー記念日の４月２５日に東京・南青山のブルーノート東京でライブを行うことも決まった。
現在は全国ツアーの真っ最中。４０周年に向けたレコーディングも並行して行うなど大忙しで、
岩崎は「今年は歌い続けてこられた私、支え続けてくれるスタッフ、いつも耳を傾けてくださるファンの方々と一緒になって４０周年をお祝いしたい」と気合十分。
昭和の名曲を数多く世に送り出した歌姫が、メモリアルイヤーを華やかに彩る。
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)
サンケイスポーツ 2月24日(火)5時0分配信