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問題の「温井メモ」を極秘裏に入手&鑑定! “偽造私文書等行使罪”に触れる可能性も!!
百田尚樹の『殉愛』につきまとう最大の疑惑「たかじんメモ」の真贋。
取材班はついに偽造の決定的証拠に辿り着いた。
偽造と知って使ったなら刑法第161条『偽造私文書等行使罪』に抵触する。
百田尚樹『殉愛』の真実|宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
小説家の百田尚樹(59歳)が、歌手でタレントのやしきたかじん(2014年1月3日に食道ガンで死去)と、
その三番目の妻・家鋪さくら(33歳。以下、さくら)との、741日にわたる“闘病記”を綴った『殉愛』(幻冬舎)─。
昨年11月に出版され、すでに累計32万部を売り上げたというこの「純愛ノンフィクション」は、発売直後から、その内容を巡って、
たかじんの長女から名誉棄損で提訴(14年11月21日)されるなど、様々な騒動を巻き起こしてきた。
そして遂に今月23日、その『殉愛』に書かれた数多の嘘とデタラメを暴く検証本『百田尚樹「殉愛」の真実』(宝島社刊、以下『真実』)が上梓された。
『真実』は、たかじんの評伝『ゆめいらんかね やしきたかじん伝』(小学館)の著者・角岡伸彦氏が長編原稿を寄せ、
そこにたかじんの実弟・家鋪渡氏や、たかじんの前妻ら、『殉愛』に虚偽の事実を書かれ、
貶められた関係者の告発手記やインタビューなどが加わり、百田が〈すべて真実である〉とした記述を徹底検証しているものだ。
私も執筆陣の一人に名を連ねているが、その『真実』の主力部隊は、複数のノンフィクションライターや週刊誌記者らで構成された「宝島『殉愛騒動』取材班」だった。
そしてその取材班が、『殉愛』に散りばめられた数々の虚偽や、ネットを騒がせた「重婚疑惑」(さくらがたかじんと結婚した際、イタリア人男性とも婚姻関係にあったのではないかとされる問題)など、
同書に関係する様々な疑惑の中でも、その解明に力を入れた一つが、生前のたかじんが書き残したとされる、いわゆる「たかじんメモ」の偽造疑惑だった。
百田によると、たかじんは生前、1000枚に及ぶ大量のメモを書き残しており、当然ながら、百田もさくらも、
「メモはすべて、たかじん本人が書き残したもの」として様々な場面で紹介していた。
ところが『殉愛』や、同書発売に合わせて放映された「中居正広の金曜日のスマたちへ 2時間SP やしきたかじん」(TBS系列、14年11月7日放映)で、
これらのメモの一部が紹介されると、その直後からネット上で、多くの人々から「たかじん本人が書いたものではないのではないか?」とする疑問の声が挙がっていた。
これに対し百田は、『週刊新潮』(同年12月18日号)を使って“検証”させ、〈つまり、ネットを騒がせている「重婚疑惑」と「メモ偽造疑惑」はいずれも事実でなかった〉と結論づけさせた。
が、実はこの新潮記事の筆跡鑑定に関する部分は、「探偵Watch」なる情報サイトが依頼した鑑定結果をなぞっただけの、お粗末なシロモノだった。
同サイトは14年11月に「専門家」に鑑定を依頼。その結果「たかじん氏の直筆である」という結論を出した。この結果には、
「メモ偽造疑惑」が噴出した当初、〈素人が筆跡鑑定で大騒ぎして、アホらしすぎて話にならない〉とツイートしていた百田も、
〈プロの鑑定結果は心強いです〉、〈実は科捜研のプロもまったく同じ意見でした。何も知らない素人が偉そうに何を言ってるのかと言う気持ちでした〉と大はしゃぎしていた。
が、そもそも筆跡鑑定について報じる場合、その客観性・信憑性を担保するため、まず初めに「どのようなサンプルを鑑定に提出したのか」を
明示するのはイロハの「イ」だ。しかし、前述のサイトにも、その結果をなぞった『新潮』にも、
具体的にどのようなサンプルを鑑定に提出したか、明示されておらず、実際には何の証明にもなっていない。
そして、「偽造ではないか」と疑われている数あるメモの中でも、その内容が最も問題視されていたのが、
前述の「金スマ」でも紹介された「温井メモ」(後述、Bサンプルの写真参照)だった。
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
宝島 2月23日(月)10時0分配信