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牛丼チェーン店「すき家」で全国的に強盗事件が多発していることを受け、茨城県警が２４時間営業の
牛丼店やコンビニ店を対象に抜き打ちの防犯指導を行っている。
すき家を運営するゼンショー（東京・港区）は「茨城県でも来年１月までに店員を複数人体制にしたい」
と深夜の防犯強化に乗り出す。大手コンビニチェーンも防犯強化に努めており、県警は「強盗に狙われ
ない店作りを」と犯罪の未然防止に全力を挙げる。
１０月２８日午前３時。ひたちなか市中根の「すき家ひたちなか店」をひたちなか西署員２人が訪問すると、
男性店員（３３）が客５人に対応していた。署員は「お客さんが来たら、なるべく大きな声であいさつして」
と話し、防犯ブザーを手渡した。午前９時まで１人で勤務するという店員は「１人では心細いし怖い。
不審な車がいないか周辺を見回ることもあるが、限界がある」と打ち明けた。
◆抜き打ちで◆
県警の抜き打ち指導は県内すべての牛丼店を対象に１０月中旬から始まった。全国の都道府県警が
一斉指導を行った２５日は、午後１０時から翌２６日午前６時にかけて６５店舗を集中的に指導。
特に深夜に１人勤務となる店舗では「防犯マニュアルを理解しているか」「緊急事態に備えた指導を
受けているか」「防犯カメラ、緊急用ブザーはあるか」などをチェックし、店舗周辺の見回りの徹底や、
入り口を背にしたままで長時間勤務しないことなどを指導した。
大手牛丼チェーンが県内で展開する店舗数は、「すき家」が最も多い５７店で、「吉野家」（２４店）、
「松屋」（１０店）、「なか卯」（８店）と続く。コンビニ店も、「セブン―イレブン」（５４５店）、
「ファミリーマート」（１７５店）、「ローソン」（１１３店）と多数出店。県警によると、県内の
牛丼店が狙われた強盗事件は２００３年以降１６件を数え、今年発生したコンビニ強盗事件は３日現在、
１６件（昨年同期比５件減）に上る。
（>>2-10につづく）
▼YOMIURI ONLINE（読売新聞） [2011年11月6日13時09分]
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※元スレ （DAT落ち）
【社会】牛丼チェーン店「すき家」を全国一斉の抜き打ち防犯調査
ｽﾚﾘﾝｸ(newsplus板)