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中国人管理職2人、アフリカの炭鉱で銃乱射
南部アフリカ、ザンビアからの報道によると、同国の司法当局は18日、南部シナゾングウェの
炭鉱で地元作業員に銃を乱射したとして、管理職の中国人2人を殺人未遂の罪で起訴した。
事件は15日に発生。AFP通信によると、中国企業が運営する炭鉱で、地元の作業員が賃金や
待遇の改善を求めた抗議活動に対し、中国人2人が銃を乱射、12人に重軽傷を負わせた。
中国外務省の報道官は19日、中国人2人は「過ってけがをさせた」と述べていた。
中国は、急速な経済発展を支える鉱物資源を求め、アフリカ各国へ積極進出している。
AP通信によると、中国は、銅や石炭が採れるザンビアにはこれまで約30億ドル(2440億円)を
投資した。その一方、中国資本は摩擦や衝突も招いており、ザンビアでは一昨年も、中国系の
銅製錬所で労働者が賃金改善を求めて暴動を起こしている。
(2010年10月20日11時10分 読売新聞)
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