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机バンバンの兵庫・相生市長「気持ち高揚してしまった」と謝罪、斎藤知事の対抗馬支援で
兵庫県知事選の期間中に県内の市長有志が開いた記者会見で、机を激しくたたくなどの言動が交流サイト(SNS)上などで批判された同県相生市の谷口芳紀市長は21日、同市のホームページに「私の言動により、多くの皆様に不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」とする謝罪のコメントを掲載した。谷口氏は取材に「気持ちが高揚してしまった」と激しい言動に至った理由を説明した。
知事選を巡っては、県内の22市長が、再選した斎藤元彦知事の対抗馬だった元同県尼崎市長の稲村和美氏の支援を表明。谷口氏はそのうちの一人として、14日に県庁で記者会見した際、机を激しくたたきながら斎藤氏について「県知事として資格がないんじゃないか、こう思っています!」と述べた。
この様子を捉えた動画がSNSなどで拡散。相生市によると、この日までに電話で約400件、メールでも約400件の苦情が寄せられているという。「パワハラではないか」「普段から職員に対してもこうした言動を取っているのではないか」といった内容が多かったという。
谷口氏は取材に「選挙戦のさなかということもあり、政治家として気持ちが高揚してしまい、申し訳ない。普段の執務ではこのようなことはない」と釈明。この言動が選挙結果に影響を与えたかどうかについては「分からないが、稲村陣営に迷惑をかけてしまった」としている。
市のHPのコメントでは「厳しいご意見、お叱りを多方面より数多く頂いているところであり、非常に重く受け止めております。今後、このようなことがないよう、十分注意してまいります」としている。
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