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プーチン大統領の圧勝確実に ウクライナ侵攻継続に「信任」
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ロシア大統領選は17日夜（日本時間18日未明）に投票が終了し、中央選挙管理委員会の暫定集計によると、開票率約41％で現職のウラジーミル・プーチン大統領（71）が87.49％を得票して他の3候補を圧倒、通算5選が確実になった。複数の出口調査でもプーチン氏の得票率は約87％に達した。
2000年の初当選以来、24年も政治の実権を握り続けているプーチン氏はさらに6年間ロシアを統治する。長期化するウクライナ侵攻作戦のほか、日米欧との厳しい対立が続く外交や、制裁下の経済強化などが新たな任期での焦点となる。
プーチン氏は22年2月に開始した侵攻を「国の独立と安全を確保する戦い」と正当化。ロシア系住民が多い東部・南部4州の併合を成果と位置付けて軍事作戦継続を明言しており、選挙は侵攻の是非を問う事実上の信任投票となった。政権は高い得票率を背景に軍備を強化し、欧米との対決姿勢を強めるとみられる。
投票率は70％を超える見通し。最終的な結果発表は18日以降になる。（共同）