22/11/11 17:26:58.38 P1YIr8NC0●.net BE:135853815-PLT(13000)
URLリンク(img.5ch.net)
中間決算ピーク 円安で最高益見通し コスト上昇で苦戦業種も
上場企業の令和4年9月中間決算の発表が11日、ピークを迎えた。SMBC日興証券の集計によると、10日までに発表を終えた東京証券取引所旧1部上場の1048社(金融除く、全体の79・5%)の最終利益の合計は前年同期比14・2%増の18兆3054億円となり、中間期として過去最高となる見通しだ。記録的な円安が全体の業績を押し上げた一方、仕入れコストの上昇を背景に、製造業では苦戦する業種もみられた。
3月末時点で1ドル=121円台後半だった円相場は、9月末時点で144円台後半まで下落。恩恵を大きく受けたのが海運や商社などの非製造業で、最終利益が34・7%増の8兆1183億円と伸長した。
海運は運賃の高値傾向が続いたことも業績を押し上げた。新型コロナウイルス禍の行動制限が緩和され、鉄道や飛行機の利用が回復した陸運と空運も大幅に利益を伸ばし、黒字に転換した。
製造業も円安が追い風となる輸出企業を中心に利益を伸ばしたが、資源高や輸送費の上昇により苦戦する業種も目立った。自動車などの輸送用機器は売上高が17・1%増となったが、仕入れコストの上昇分が円安による増益効果を上回り、最終利益では13・7%減となった。製造業全体の最終利益は1・9%増の10兆1871億円にとどまった。
下期の業績について、SMBC日興の安田光チーフ株式ストラテジストは「引き続き、円安とコスト高のどちらの影響が強いかが重要になってくる」と指摘。10月に水際対策が緩和され訪日外国人客の増加が見込まれることで「内需系企業にとっては追い風になるのではないか」と分析している。
URLリンク(www.sankei.com)