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かわいらしい立ち姿で人気を集めた、千葉市動物公園（若葉区）の雄のレッサーパンダ「風太」が体調不良のため、園での展示を17日から休止している。
風太は05年に堂々とした立ち姿が話題となり、テレビCMやドキュメンタリー映画の出演など、一世を風靡した。
園の担当者によると、レッサーパンダの平均寿命は、15～20歳。
風太は18歳と高齢で人間でいうと80歳以上だという。
毎日の朝夕に出すエサのうち、朝のエサを残す日が続いた。室内の獣舎で過ごし、抗生物質を投与しながら治療している。
風太は21年1月にも歯茎にうみができるなどしたため、約4カ月の休養をした。
数年前から白内障で右目がほとんど見えていないという。
17日に園の公式ツイッターで展示の休止を公表した際には、ファンから心配の声が多く寄せられた。
風太の子孫はやしゃごまで含めて、全国の動物園などに69匹いる。
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