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今夏は、３年に１度の参院選が行われる。自民党の福田達夫総務会長は１８日の記者会見で、
参院選に向けて公明党との間で調整が難航している相互推薦を巡り
「自公両党が互いに知恵を出している過程だ。心配していない」と述べた。既に各党は選挙シフトを組んでおり、
中でも票田となる著名人候補を擁立すべく、準備に追われている。毎回、にぎやかな顔触れとなるが、
現職の改選組も含め、どんな候補者がリストアップされているのか？
高い支持率を維持している岸田政権は、参院選が長期政権を築けるかの試金石となる。票の底上げにつながる
著名人候補の擁立は外せないとあって、力が入るところ。既に若者世代に人気の漫画家・赤松健氏（５３）を比例代表で公認している。
選挙のたびに名前が挙がるのは、今年の箱根駅伝で優勝した青山学院大の原晋監督（５４）だ。
自民党関係者は「５年前の党大会でスピーチし、前回の参院選でも出馬かと騒がれましたが、
テレビでもレギュラーを抱えていて話が流れた。再び箱根を制し、注目を集めているだけに政界転身が再燃するのでは」と話し、こう続ける。
「スポーツ関係では複数の元五輪選手や監督の名前も挙がっているほか、人気女子アナウンサーにも触手を伸ばしている。
スカウトに成功すれば、相当な票を取れるのでは」
野党では、泉健太新体制となった立憲民主党が精力的に動いている。３年前の参院選でも元「モーニング娘。」の市井紗耶香氏（３８）
、歌手で元「ＲＡＧＦＡＩＲ」の奥村政佳氏（４３）、芸人のおしどりマコ氏（４６）、“筆談ホステス”の斉藤里恵氏（３７＝現東京都議）らを
比例代表で擁立。いずれも落選したが、市井氏は再び参院選挑戦が内定している。
「野党として改選過半数を獲得していく」（泉代表）と大攻勢をかけており、既に元マラソン女子日本代表で熊本県議の松野明美氏（５３）に
熊本選挙区からの立候補を打診したが、断られた。一方、愛媛選挙区ではタレントの高見知佳氏（５９）の擁立に動いており、野党統一候補となる可能性もある。
「あとは安倍政権に牙をむいた女優・小泉今日子の動向が気になるところです。
共産党からの出馬報道があった時に本人は怒っていたが、昨年の衆院選前には立民の小川淳也氏のインスタライブに参加していた。
もし小泉が立てば、大きな話題となるでしょう」（野党関係者）
衆院選で躍進した日本維新の会は、維新人気の追い風で立候補希望者が殺到している中、東京、京都の選挙区や比例代表などで、
知名度の高い候補者を擁立するべく、鼻息が荒い。
山本太郎代表（４７）率いるれいわ新選組も候補者公募を始めている。過去にはロンドンブーツ１号２号の田村淳（４８）や
俳優の伊原剛志（５８）にラブコールを送るも玉砕しているが、衆参５議席を擁するまでに成長したことで、
評価も一変。芸能界時代の人脈を駆使し、アッと驚く隠し玉を投入する可能性は高い。
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