21/11/21 12:24:27.96 MgbWeOgz0●.net BE:135853815-PLT(13000)
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SNS上には今も、新型コロナウイルスを巡る誤った情報が大量に発せられている。公的機関が「科学的根拠のない情報を信じないで」と呼びかけても、惑わされる人が少なくないのはなぜか。背景には、製薬会社の公式文書などの一部が添付され、「動かぬ証拠」であるかのように錯覚させるデマの高度化がある。
<ワクチン接種者の体から有害物が出る>
<周囲の人に健康被害を与えるから危険だ>
SNS上では、こうした内容の投稿が多数見つかる。「自分が打たなくても、接種者と一緒にいると体調が悪くなる」と思い込み、家族の接種をやめさせようとする人までいる。
信じる根拠となっているのが「米ファイザーの文書に書いてあるから間違いない」という言説だ。現物の画像も出回っているが、ファイザー社は読売新聞の取材に「明らかに誤った解釈だ」と否定する。
画像は、同社が海外の医療機関に配った「臨床試験計画書」(英文、146ページ)の一部を切り取ったもの。同社が報告を求める例として、妊婦に治験薬が付着した場合などが挙げられており、その記述が実際に健康被害が起きるかのように曲解されたとみられる。
同社によると、記述内容は新薬の臨床試験の際、幅広く情報を集めるために使われる「定型文」で、コロナワクチンのリスクを示したものではないという。
(略)
以前広がった「接種すると不妊になる」という誤情報も、ファイザー社の別の文書が使われていた。
同社は、日本でワクチンの承認審査をする独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」(東京)に実験データなどの文書を提出。機構が公表している。
不妊を主張する投稿は、動物の体内にワクチン成分が分布した状況のデータを使い、卵巣の部分を強調。「有害なものが蓄積しており、危険」と記しているが、文書全体を見ると量は極めて微量だった。
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こうしたグループは「コロナは存在しない」と主張しており、国立感染症研究所や全国の自治体に「コロナの存在を証明する論文」などを情報公開請求。同研究所や自治体から「行政文書として保有していない」「作成していない」との通知書が届くと、画像をSNSに掲載している。
同研究所の担当者は「存在を証明する論文は国内外で発表されており、請求に対して公開する文書に当たらない」と説明。
(略)
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