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ホンダ、8〜9月は当初計画から6割減産に…半導体不足や感染拡大で部品調達滞る
ホンダは17日、8〜9月の国内生産台数が当初計画から約6割減になるとの見通しを発表した。半導体不足や東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大で部品の調達が滞っているためで、10月上旬は約3割減となる。完全回復のめどは立っておらず、減産が長期化する懸念が出ている。
軽の主力「エヌボックス」などを生産する鈴鹿製作所(三重県)は、8〜9月の生産台数が当初計画から7割減、10月上旬が4割減となる見通しだ。埼玉県では、ミニバン「ステップワゴン」などを扱う狭山工場が8〜10月上旬に4割減を見込み、寄居工場も減産する。減産の具体的な台数は明らかにしていないが、数万台規模になりそうだ。
ホンダは8月、減産による新車不足を主因として、22年3月期の国内販売台数の見通しを1・5万台引き下げ、63万台とした。今回の発表を反映すれば、販売が一段と落ち込む見通しだ。
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スバルとスズキ、一部工場停止 部品供給不足で
SUBARU(スバル)は17日、20〜22日の3日間、完成車を生産する群馬製作所(群馬県太田市)の本工場と矢島工場の稼働を停止すると発表した。両工場は17日まで稼働を停止しており、停止期間を延長する。東南アジアにおける新型コロナウイルスの感染拡大で、部品の供給が不足している影響を受けている。スズキも17日、20日に浜松工場(浜松市)の稼働を停止すると発表した。
スバルは9月7〜22日までの計12日間、稼働を止めることになる。稼働再開は23日を見込んでいる。エンジンやトランスミッションを生産する大泉工場(群馬県大泉町)も同様に稼働を停止している。スズキの浜松工場は、13日にも稼働を停止していた。同工場では大型バイク「ハヤブサ」など二輪車を生産している。同社も9月に浜松工場を含む国内4工場で稼働を一時停止する計画だ。
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