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札幌の若い世代 約４割がワクチン接種に「抵抗感」 ３０代への集団接種予約始まったが…
若い世代の感染が目立つ中、８日から札幌市で３０代の集団接種の予約が始まります。ただ、若い世代の中には接種に不安や抵抗感を持つ人も多いようです。
娘が１２歳の女性：「将来に何か起こる可能性がある。リスクじゃないかと感じたり」。女性：「（接種するか）まだ考え中とも言いづらい雰囲気が周りにある」。ワクチン接種への不安を口にするのは、子どもを持つ母親たち。７日、札幌市内で開かれた意見交換会。テーマは普段、話題に出しにくいワクチンをめぐる不安や悩みです。主催した「ママエンジェルス」小林繁広さん：「同じような気持ちを持つ方々で話をして、ガス抜きになれば。どちらが正しいではなく、お互いを認め合い、一生懸命考えた結果を尊重し合い、認め合い、分断、いじめ、差別がない世の中になればと思います」。
７月に札幌市が行ったアンケートでは、３０代以下の実に４割近くが、ワクチンを接種したくない、様子を見てから判断するなど、接種に抵抗感を持っていることが分かりました。実際に若い世代に話を聞いてみると…。３０代女性（１回目接種済み）：「１２歳以上の子どもがいても打つのは悩むかなと思います。副反応が心配なので、周りの様子を見てからになると思います」。１９歳男性（未接種）：「友達も『打った後に熱が出たよ』とか聞くので、恐いといえば恐い。打った方が安心かなと思います」。接種に抵抗感を持つ理由について、札幌市のアンケートでは、７割が「副反応が心配」、５割が「安全性、健康被害への不安」をあげています。ワクチンを巡る様々な不安。接種が進む中、難しい課題が突き付けられています。
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