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韓国警察、ソウル市庁を家宅捜索…保守系オ・セフン市長の選挙法違反関連で
2021年08月31日 13時51分
韓国ソウル警察庁が31日午前、ソウル市庁を家宅捜索中であることが確認された。
ソウル市のオ・セフン市長が候補時代、ソチョグ(瑞草区)ヤンジェドン(良才洞)の
旧貨物ターミナル敷地(パイシティ)と関連して虚偽の事実を流布したという市民団体の告発を受け、警察は担当部署を捜査中だ。
31日、ソウル市とソウル警察庁などによると、ソウル警察庁反腐敗・公共犯罪捜査隊は同日午前からソウル市都市計画局を家宅捜索している。
今回の家宅捜索はある市民団体が、オ市庁がことし4・7補欠選挙前に行われた討論会で、オ市長がパイシティ事件と関連して虚偽の事実を流布したという告発によって行われた。
当時、ソウル市長の与党候補だったパク・ヨンソン候補が「パイシティ疑惑」に関する質問をすると、オ候補は「パイシティ事件は過去在職中に起きた事件ではないし、任期中に認可を出した記憶がない」と主張した。
パイシティ事業はソウル瑞草区良才洞の貨物ターミナル跡地に地下6階・地上35階の物流施設とオフィス・ショッピングモールなど複合流通センターを建設する2兆4000億ウォン(約2300億円)規模の大規模な事業だった。しかし2012年、事業の進行過程で政官界にロビーをしたことが判明した。
ソウル市の関係者は「現在、警察の調査が進行中の状況」とし「調査結果を見て、立場を発表する」と述べた。
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