20/10/08 19:32:42.39 VQx0W/hI0●.net BE:123322212-PLT(14121)
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全国の公立小中学校にあるトイレのうち、いまだに4割が和式―。文部科学省の調査で、そんな実情が明らかになった。
国は、清潔さやバリアフリーの観点から洋式を推奨しているが、あえて和式を残す自治体もあるのだとか。和式がなお踏ん張っている理由は。
「時代は令和なのにトイレは昭和」。文科省によると、学校現場からはこんな嘆き節も出ている。
用を足しても飛び散りにくく、雑菌の繁殖を抑えられるとして、文科省は洋式を推奨する。調査によると洋式の割合は57・0%(9月1日時点)で、
2016年の前回調査より13・7ポイント上がった(URLリンク(www.mext.go.jp)別ウインドウで開きます)。
子どもたちが日ごろ使う便器約136万個のうち洋式は約77万個で、約59万個の和式便器が学校に存在していることになる。
都道府県別にみると、最も高かったのは富山(79・3%)。東京(71・1%)、神奈川(70・5%)、沖縄(68・4%)、茨城(66・6%)と続いた。
最も低かったのは島根(35・3%)で、次いで山口(37・1%)、高知(39・5%)だった。愛知県は55・0%、大阪府は48・9%、福岡県は56・0%だった。
島根県教委の担当者は「洋式化が進んでいないのはよいとは言えないが、校舎の耐震化やバリアフリー化、空調の設置など様々な課題があり、優先順位を決めて取り組んでいる」と話す。
一方で、進まない理由は財政面の問題だけではないようだ。
文科省が各都道府県の教育委員会にトイレの設置方針を尋ねたところ、9割近くの自治体が和式より洋式を多くすると回答したが、
9割以上を洋式にすると答えた自治体は半数程度だった。洋式を多くするけれど、すべては置き換えない―。そんな学校側の思いも垣間見える。
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