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米国防総省が公開した「UFO映像」の正体が判明! あの大槻名誉教授が見抜いた不審点〈AERA〉
米戦闘機が撮影した「UFO」の動画が公開された。日本上空にUFOが現れたら政府はどう対応するのか。
AERA 2020年6月15日号では、早稲田大学名誉教授で物理学者の大槻義彦氏教授が「UFO映像」についての見解を述べた。
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UFOと言えば、忘れてはいけないのが早稲田大学名誉教授で物理学者の大槻義彦氏(83)だ。
90年代、科学者の立場から「UFOは存在する派」とテレビで激しいバトルを繰り広げてきたことを覚えている読者も多いだろう。
そんな大槻氏に、今回の「謎の空中現象」をどう見ているか聞くと、
「明らかな自然現象です」
とバッサリ。映像には明らかに不審点があると言う。
「もし、パイロットが不審な飛行物体を目撃してレーダーで捕捉できないとなれば、捕捉レーダーを照射して追尾するはずです。
そういうことを一切していません。つまり、パイロットは、不審な物体を深刻なものと考えていないわけです」
もしプラズマであれば、白く輝いて映るが、映像では黒く映っているからプラズマではない。昆虫とも違う、という。大槻氏の見立てはこうだ。
「雲の中に発生した乱流にできた穴です」
氏によれば、「UFO」に見えるのは乱流の激しい回転によって水蒸気が吹き飛ばされてできた穴で、水滴の水が薄くなり穴となっているだけと話す。
「黒く見えるのは太陽光線�