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観光庁から3月の訪日外国人旅行者数が公表され、前年同月比93%減となりました。
観光産業に携わる人から「コロナ後に訪日客は戻るのか」と心配する声が聞かれますが、中国人の訪日意欲は強いようです。
日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(JIMC)の「中国人最新訪日意識調査」を考察します。
略
中国人向け調査で、日本はコロナ後「行きたい国」1位
上記のような懸念に対して、「あまり悲観することはない」という調査結果も出てきました。
日本におけるインバウンドメディアの品質・地位の向上を目指して活動する、日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(JIMC)の「中国人最新訪日意識調査」によれば、
日本は「行きたい国」の1位になりました。コロナ後の中国人の訪日意欲は旺盛という結果です。
新型コロナウイルスによるインバウンド市場への影響を把握するため、中国のインターネットユーザー145名(男性58名、女性87名)を対象に、訪日旅行に関する緊急意識調査を行ったものです。
調査によると、「新型コロナウイルス肺炎の終息後に行きたい国」として「日本」と答えた人の割合は44%となり、 2位の「タイ」(12%)を大きく引き離してトップとなりました。
新型肺炎の終息後に日本を旅行することについて聞いたところ、中国政府や日本政府が安全宣言を出したら行ってもよいとの回答が58%にのぼりました。
つまり、政府による安全宣言が訪日旅行者数復活のカギとなりそうです。
現在の日本のイメージについて聞くと、新型肺炎で「危険を感じる」、「危険な状態」との回答の合計が過半数となりました。
中国でも、日本国内で感染者数が増えているとのニュースが連日で伝えられているようです。やはり、新型コロナウイルスの「脅威」が取り除かれることが、必須と言えるでしょう。
続く
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