20/03/09 18:07:20 BE:718678614-2BP KBP/Yv0F0.net
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―反ユダヤ主義を背景とする犯罪とは、具体的にはどのような犯罪ですか。
民衆扇動罪として処罰の対象になっているヘイトスピーチのほか、ユダヤ人の墓に落書きしたり、墓石を倒したりする事件があります。
こうした犯罪の90％は、極右的な思想を持つ者によるものです。残りがイスラム原理主義者や極左による事件です。
インターネット上の憎悪犯罪もありますが、件数や割合を特定するのは困難です。動画投稿サイト「ユーチューブ」では、反ユダヤ主義的な動画をドイツ国内で停止したとしても、近隣国のユーチューブにアクセスすることで視聴できてしまうケースもあります。
プロバイダー側が取り締まることも必要ですが、禁止にはあまり効果がありません。むしろ若者がこうしたサイトを訪れる背景に何があるのかを知る必要があります。しかし「反ユダヤ主義はナチスとだけ関係がある」という程度の知識しかない教師もいて、簡単ではありません。
―ネットの影響は大きいのですね。
ネット上では、ユダヤ人以上にイスラム教徒が被害を受けています。ここ数年、メディアは反ユダヤ主義的な事件を、実際には関係のないケースも含めてイスラム教徒と結びつけ、問題視する傾向にあります。
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