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辻元氏、「桜」の首相答弁とホテル回答「違う」
[2020年02月17日13時52分]
立憲民主党の辻元清美幹事長代行は17日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相が抱える「桜を見る会」の問題に関連し、前夜祭の会場となったホテルのうち、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」に問い合わせて得た回答が、これまでの首相の国会答弁とは「真っ向から違う」と指摘、追及した。
首相は、都内のホテルで開いた前夜祭について、ホテル側と契約した主体は参加者だとして、明細書や領収書は、自身の事務所に対して発行されていないという内容の説明を続けている。
一方、辻元氏は、13年以降、3回、前夜祭が開かれた「ANAインターコンチネンタルホテル東京」に問い合わせた内容として、首相の会合を含めて13年以降に行われたすべてのパーティーや宴会で、主催者に見積書や明細書などを発行しないケースはあったかとの質問に「ございません」との回答があったと明かした。
また、領収書を手書きで宛名を空欄にしたり、代金を参加者から会費形式で受け取るなど、これまで首相が主張してきた内容についても問い合わせたというが、ホテル側は、いずれも否定したという。
辻元氏は「(これまでの総理答弁が)虚偽とは断定しない」としながらも「安倍事務所が特別なやり方をお願いしていたということか」と追及した。ただホテル側は、相手によって対応を変えたことはないと答えたことも、明らかにした。
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