19/11/23 11:32:35 BE:565421181-PLT 1Atmsst20●.net
sssp://img.5ch.net/ico/monakai.gif
安倍内閣の支持率はなぜ下がらないのか
憲政史上、最長の首相在職日数を更新した安倍晋三首相だが、9月に内閣改造をして以降、
いい話がまったくない。
これだけ悪い話が続けば、新聞やテレビが実施する世論調査で内閣支持率が急落するはずだ。
ところが不思議なことに、内閣支持率は何事もなかったかのように安定しているのだ。
■硬派メディアの報道が国民に届かない
「硬派メディア」のメッセージが、今の時代、国民にどれだけ伝わっているのであろうか。
若者を中心に情報源の中心はスマホを使ったSNSなどに移っている。
電車の中など移動中に、ツイッターなどを使って断片的な情報を片手間に得ている。
仕事を終えてじっくりと新聞を読んだり、テレビのストレートニュースを注視することなどほとんどないだろう。
となると、政治家の倫理観の欠如などの問題を、硬派メディアがいくら力を入れて説いたところで、
多くの国民には届きようがない。
そもそも基本的な事実関係さえ十分に伝わっていない可能性がある。
そういう人たちを対象に行うマスコミの世論調査の結果はいかなる意味を持つのだろうか。
少なくとも内閣支持率に実態が伴っていないことは間違いないだろう。
情報をきちんと伝えるべきマスコミが社会の変化に十分対応できていないことにも問題があるのではないだろうか。
そして、スマホでの断片的情報に満足している国民にも問題がある。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
この記事を書いた人:薬師寺 克行 :東洋大学教授
経歴 1979年04月 - 2011年03月, 朝日新聞社, 政治部長・論説委員など