19/07/08 14:26:24.50 WVy2F6EL0.net BE:422186189-PLT(12015)
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先月(2019年6月)、Micron Technology広島工場の新製造棟の開所式を取材してきました
(関連記事:Micron広島工場の新棟が完成、1Y/1Znm生産加速)。
その際に開催された記者説明会で、最も印象に残っているのが、マイクロンメモリ ジャパン社長の
木下嘉隆氏が述べた「Micronになって本当によかった」という言葉です。
旧エルピーダメモリがMicronに買収された後も、広島工場を含め人材が生き残っているだけでなく、
投資も継続的に行われてきました。木下氏は、2018年のDRAM市場が10兆円を超える規模になって
いることを挙げ、Micronがエルピーダを買収した当時、DRAMの世界市場がこれほどまでの規模に
なっているとは、木下氏を含め、誰も想像できなかっただろうと述べました。
icronが実際に、DRAM市場の成長をどのように予測していたかは分かりませんが、毎回行ってきた
投資の判断が適切だったということはいえると思います。そして、この「投資」は、設備投資に限らず、
M&Aも含まれます。Micronは、いわゆるDRAMサイクルにおける停滞期にもM&Aを行っていました
(エルピーダも停滞期のタイミングで買収しています)。
とりわけ巨額の投資が必要になるメモリ分野で、中途半端な投資をせず、思い切った投資をしてきた結果が、
現在のMicronなのだと思います。
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