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私の編集する月刊『創』(つくる)は、映画『靖国』や『ザ・コーヴ』が「反日映画」だとしてネトウヨの攻撃も含めて大きな騒動になった時、
その一部始終を追いかけたし、『ザ・コーヴ』については、映画の上映中止が相次ぐ中で最初の大規模な自主上映も行った(警察が20人も出動する緊迫した中での上映だったが)。
慰安婦問題についても、2001年のNHK番組改変事件や、ネトウヨによる慰安婦問題の集会への攻撃、さらに2014年の朝日新聞バッシングまでフォローしてきた。
そうした経緯を経て、いまや慰安婦問題そのものがタブーになってしまった状況があるのだが、今回の映画『主戦場』には、そうした閉塞状況に風穴を開ける可能性がある新しさを感じた。
一番大きな要因は、これが日本人でも韓国人でもない、ミキ・デザキという日系アメリカ人の監督によって作られた映画だったことだろう。
続き
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