18/11/11 12:28:45.11 wIlJNnvR0●.net BE:601381941-PLT(13121)
URLリンク(img.5ch.net)
衰えるニッポンの工場 品質不正を招く
日本企業の品質検査不正が止まらない。鉄鋼、自動車に続き、油圧機器メーカーのKYBが免震装置で
検査不正を公表した。なぜ品質の根幹である検査データを偽るのか。SUBARU(スバル)や日産自動車などの
調査報告書を読み解くと、一つの共通点が浮かび上がる。設備の老朽化と人手不足で「衰える工場」という現実だ。
URLリンク(www.nikkei.com)
続きは会員限定
要旨
・建屋や空調機の老朽化で燃費・排ガス検査の際に湿度の基準を満たせず、検査員がドアに目張りし、電気ポットの蒸気で湿度調整していた (スバル)
・アルミの検査不適合品を合格と偽って出荷したのは、再検査のための保管スペースが1日で埋まってしまうため (三菱マテリアルグループ)
・各社は老朽化した設備で検査 スバルの群馬製作所の検査建屋は1960年代に建設
・日産の栃木工場(栃木県上三川町)の排ガス試験室の空調機も77年に設置
・人への投資もおろそかに 日産はカルロス・ゴーン現会長の指揮下でリストラを断行、国内技術員が人手不足に
・人手が足りず、納期に間に合わせるために不正を繰り返す
・日本の製造業は国内工場を「マザー工場」と位置づけ、現場の“カイゼン"で生産効率を徹底的に高めて海外工場にノウハウを移転
・労働コストが安い新興国に最新鋭工場ができると国内の競争力が低下
・ベンチマークの海外工場と比べられ、国内生産が消える危機感が現場に芽生える
・神戸製鋼所の従業員「売り上げが低下すると工場が操業停止に追い込まれる恐れがあった」
・欧米では経営層が不正を指示するケースが多いが、日本企業は現場が忖度した結果、不正に発展することが多い
カイゼンの名の下、問題の解決を現場に任せてきた日本企業。各社の報告書でもコストや納期を守るために、
現場の判断で不正に手を染めたケースが目立つ。もちろんそれが経営陣の言い訳にはならない。
コスト削減を掲げるだけで現場のひずみに目をつぶり、不正に追い込んだ経営の責任は重い。
全文はソースで
URLリンク(www.nikkei.com)