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中国がトランプ貿易戦争に勝利する理由
[6日 ロイター] - トランプ米大統領が中国との貿易戦争に勝つことを期待できない理由を知りたければ、ネット通販大手アマゾンの中国版とも言えるアリババ・グループ・ホールディングを見れば事足りる。
筆者は先月、アリババの最高戦略責任者で、中国のビジネス・金融界最高の知性の1人とされる曽鳴氏と2度突っ込んだ話をする機会を得た。
曽氏が明確に指摘したのは、中国にはもはや、米国を本当に必要としている分野はほとんどないということだった。
米国製品は必要ないし、米国のアイデアはさらに必要ない。挫折をしても、中国は自分の力で立ち直れることを証明している。
一方で、トランプ政権は、最初から負けるよう計算された競争を、あるいは戦争を、実行するために最善を尽くしているようにみえる。
米大統領の最新の動きは、2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に対する関税率を、当初予定の10%から25%に引き上げると脅すというものだった。
それから24時間以内に、中国は、トランプ氏が脅しを実行した場合に5─25%の報復関税をかける600億ドル相当の米製品5207品目のリストを公表した。それらが実現すれば全面的な貿易戦争だろう。
幸いなことに、トランプ政権は、関税発効前のパブリックコメント(意見公募)の締め切りを9月に延長した。一方、太平洋の両端の市場は、時にパニック寸前でバランスを取りながら、落ち着かない商いを続けている。
中国株式市場の方が米国株式市場よりも打撃を受けているが、トランプ氏は、米国の方がより長く痛みに耐えることができ、締め付けを強めれば中国政府が交渉に応じると考えているようにみえる。
続く
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