17/12/12 20:58:44.62 MltKIK1r0●.net BE:284093282-2BP(2000)
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東アジアの王者を決める歴史ある大会を前に、なんとも後味の悪いニュースが飛び込んできた。
東アジア・サッカー連盟会長を務める日本サッカー協会の田嶋幸三会長が7日、東アジアE-1選手権に出場する男女の朝鮮民主主義人民共和国代表(以下、北朝鮮代表)には大会の賞金が支払われないと明らかにしたのだ。
「われわれ(東アジア連盟)としては国際情勢、国連決議を踏まえて支払うことはできないと決めている」
田嶋会長はそう言いつつも、北朝鮮代表の入国が特例で認められたことについて、「東京五輪の前に、日本ではスポーツと政治が離れていることを示すいい機会。政府には感謝している」と述べていた。
スポーツと政治が離れていることを示すのであれは、大会に参加した北朝鮮代表に賞金を支払うべきで、発言自体がかなり矛盾しているとも思えるのだが……。
それこそ、アジアのサッカーをけん引してきた日本サッカー界の長でもある日本協会会長の発言だっただけに、かなり残念でならない。
「本来、賞金未払いを呑むわけがない」
当初、この報道が出たとき、私は「北朝鮮協会は賞金が出ないのを了承したうえで来日した」と思っていた。そのことについて、北朝鮮サッカー協会関係者に確認すると「本来はそんな条件を呑むわけがない」とはっきりと言っていた。
つまり、北朝鮮代表チームが来日したあとに、東アジア・サッカー連盟が北朝鮮に賞金を支払わないことを決めたということになる。
それが事実だったとして、そもそも賞金を支払う意思がなければ、最初から北朝鮮代表を呼ばなくても良かっただろう。
ただ、北朝鮮代表はこの報道があったあとも、通常通りの日程を消化する形を取った。
北朝鮮代表は初戦の日本代表を相手に、好機を何度も作り出して相手ゴールを脅かした。日本のGK中村航輔(柏レイソル)がビッグセーブを連発し、北朝鮮は最後まで得点することができず、ロスタイムに日本の井手口陽介(ガンバ大阪)に決められて0-1で敗れた。