NG NG BE:135853815-PLT(12000).net
財務省「忖度説」の破綻くっきり 固執する朝日新聞が書くほど浮き上がる別の構図
(略)
「学園の籠池泰典前理事長らと交流があった安倍首相の妻昭恵氏への忖度は、あったのか否か。肝心な点の解明が依然として進まなかった」
相変わらず、財務省が安倍首相側に「忖度」して土地を格安で売却したというストーリーに固執している。
だが、朝日が書けば書くほど、国会で野党が追及すればするほど浮かび上がってきたのは、違う構図ではないか。
「0円に近い形で払い下げをしてもらいたい」
「1億3千万がうんぬんよりも、ぐーんと下げていかないかんよ」
朝日記事によると、籠池氏は財務省側にこう強気で要求している。
地中に大量のごみが埋まっていることを、当初はきちんと説明していなかった財務省側がこれをもてあまし、ワケありの場所だったこともあり、ずるずると値引きに応じてしまったのだろう。
昭恵氏への忖度で安く払い下げたというより、籠池氏の「恫喝」に、一刻も早く問題物件を売り払いたい財務省が屈したというのが本当のところではないか。
そこがより明確になってきた。まして安倍首相の関与など、影も形も見えない。
■カケ→モリに重心
朝日はここのところ、森友学園ではなく加計学園の新獣医学部設置問題に執心していた。それが急に森友問題追及へと重心を移したのはなぜか。
朝日は文部科学省の文書にある「総理のご意向」という文言は、飽くことなく繰り返してきた。
一方で、同文書にある「~という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか」という
論調に合わない部分は決して報じようとしないことが、広く知られてきたこととの関係が注目される。
読売新聞は11月28日付社説で、自民党の菅原一秀氏が11月27日の衆院予算委でこの部分を取り上げたことについてこう主張した。
「『これは、首相からの指示がないということではないか』との菅原氏の指摘はうなずける」
財務省の「忖度説」をはじめ、朝日による一連のモリカケ疑惑報道の破綻がはっきりしてきたように思える。(論説委員兼政治部編集委員)
URLリンク(www.sankei.com)