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日本酒の人気が広がるイギリス・ロンドンで、福島県の蔵元が参加するPRイベントが開かれ、復興への取り組みを説明するとともに、県産の日本酒の消費拡大を呼びかけました。
この催しは東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響による風評被害を払拭(ふっしょく)し、県産品の輸出拡大を目指そうと開かれたもので、ロンドンの日本大使館では18日、地元の経済関係者などを招いたレセプションが開かれました。
はじめに、福島県の企画調整部の櫻井泰典部長が、食品検査が厳格に行われていることなどを説明したうえで、「福島は起き上がりこぼしの精神で復興に向け歩んでいる。酒を楽しんでいただき、将来、福島の美しい景色を見に来てください」とあいさつしました。
そして、福島県の6つの蔵元の日本酒と県内でとれた食材を使った料理がふるまわれ、参加した人たちは「香りがよく、味も豊かで、とてもおいしい」とか「ふだん食べるイギリスの料理にもぴったり合うと思う」などとと話していました。
イギリスでは和食の人気の高まりとともに、日本酒を楽しむ人が増え、去年の輸出は3億2300万円と前年から24%増えています。
また、EU=ヨーロッパ連合も年内にも福島県の米などに課してきた輸入規制を解除する見通しで、福島県ではヨーロッパのほかの国々でも販路を拡大していきたいと期待を示していました。
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