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首相演説、ヤジ懸念し場所変更
「諸般の事情により、安倍総裁の演説は中止となりました」
5日午後4時半過ぎの新百合ケ丘駅前(川崎市)。印字された紙を持った男性が
100人以上の人々に頭を下げて回っていた。実際に安倍晋三首相が午後5時前に
登場したのは、同駅から4駅離れた向ケ丘遊園駅前(同市)だった。場所変更は
告知されなかった。
背景にあるのは東京都議選での「秋葉原ショック」だ。演説中に「帰れ」「安倍やめろ」
と繰り返す聴衆の一部に、首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と語気を
強め、批判を受けた。
場所変更のきっかけは、地元の自民前職の事務所が、新百合ケ丘駅への首相来援を
ホームページで告知してしまったこと。告知を受けてツイッターに「行ってヤジりたい」
などの書き込みがあった。
前職の事務所関係者は「首相に批判的な方々が来る情報があり、安全に演説できるか
懸念があった。首相の警備のため、最後まで場所変更を(新百合ケ丘駅の聴衆に)伝えられ
なかった」と明かす。
向ケ丘遊園では数百人の聴衆が拍手で首相を迎えた。演説後、首相は「総理ー」
「安倍さーん」との歓声を浴びながら笑顔で握手やハイタッチを繰り返して立ち去った。
しかし、前職の事務所には場所変更の理由をただす電話が続き、ネットには「首相が
逃げた」との書き込みが相次いでいる。(略)
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