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フランス政府は増え続ける中東などからの難民を受け入れるため、買い取ったホテルを
改修して施設にする計画を進めていますが、計画に反対する住民はホテルの入り口に壁を
築いて抗議し、「人種差別だ」などとして波紋が広がっています。
フランスでは、中東やアフリカなどからの難民や移民が増え続けていますが受け入れ可能な
施設が不足し、路上で暮らす人も後を絶ちません。
このため、内務省は、難民申請を希望する人が一時的に滞在できるよう、全国の60余りの
ビジネスホテルを買い取って改修し、およそ6000人を受け入れる計画を進めています。
ところが、このうち南西部のセメアックでは、政府が来月から改修する計画だったホテルの
入り口に、難民の受け入れに反対する地元の住民が24日までに壁を建設して入り口を
ふさぎました。
壁は、高さが2メートル、幅は18メートルあり、このままでは工事関係者がホテルの中に入れず、
改修ができないということです。
壁を建設した住民の代表は地元メディアに対し、「困難を抱える人たちを支援すべきだとは思うが、
住民のことも考慮してほしい」と話しています。
これに対して、地元選出のヨーロッパ議会の議員が「人種差別であり、恥ずべき行為だ」と
非難する声明を出したほか、メディアも批判的に伝えるなど波紋が広がっています。
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