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「加計問題」 高橋洋一氏に聞きました。
06/17 02:05
学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題での、文科省と内閣府の説明の食い違い。
元財務官僚で内閣参事官も務めた、高橋洋一氏に話を聞きました。
URLリンク(www.fnn-news.com)
※ソース元に動画
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URLリンク(www.j-cast.com)
多くのマスコミは、前川記者会見、文科省文書だけを報じている。それに、加計学園理事長が安倍首相のお友達、という点を強調してストーリーを作っている。
しかし、全体の構図を理解するには、それらの資料は不十分というか、不適切である。この問題は特区法に基づく手続きなので、その資料を見なければいけない。それもたった三つでいい。
(1)2015年6月8日国家戦略特区ワーキンググループ議事録
URLリンク(www.kantei.go.jp)
(2)2015年6月30日閣議決定(文科省部分)
URLリンク(www.mext.go.jp)
(3)2016年9月16日国家戦略特区ワーキンググループ議事録
URLリンク(www.kantei.go.jp)
特に、(1)と(3)をみれば、「内閣府・特区有識者委員vs.文科省(農水省)」による規制緩和議論は、前者の規制緩和推進派の完勝である。野球で例えれば、前者の10対0、5回コールド勝ちである。
筆者も2000年のはじめのころ、規制緩和を進める公取委として、規制緩和反対の経産省とこうした規制緩和議論をしたが、今の文科省はその当時の経産省よりもはるかにレベルが低く、内閣府・特区有識者委員にとって赤子をひねるようだっただろう。
(2)の閣議決定で要求されている需要見通しについて、許認可をもつ文科省に挙証責任があるが、まったくそれを果たせていない。
しかも、(2)の閣議決定では、2015年度内(2016年3月までに)に検討するという期限が切られているが、それすら文科省は守れていない。これでは、コールド負けである。
(続く)