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「辻元清美さんは皇室を『生理的に嫌だ。同じ空気を吸いたくない』と書いた」日本維新の会・足立康史氏が攻撃
6/8(木) 12:00配信
産経新聞
日本維新の会の足立康史衆院議員は8日の衆院憲法審査会で、民進党の辻元清美衆院議員が皇室について
「生理的に嫌だ」と記した過去の著書などを挙げて批判した。辻元氏は「一面的だった」と反省の弁を述べた。
足立氏は辻元氏が過去に「私はいま『護憲派』といわれているが、(憲法)1条から8条はいらない。天皇制を
廃止しろとずっと言っています」と発言していたと指摘し、辻元氏を改憲派に位置付けた。
さらに過去の著書で皇室について、「生理的に嫌だと思わない? ああいう人たちというか、ああいうシステム、
ああいう一族が近くで空気を吸いたくない」としていたことを挙げ、「こうした発言を繰り返す辻元氏が何の弁明も
なく憲法審査会の幹事として要職にあるのは適当ではない」と斬り捨てた。
これに対し辻元氏は、「30年ほど前、学生時代にご指摘の発言をした。戦前の天皇制のもと、戦争で多くの
若者が亡くなった。私の祖父も南の島で戦死した。天皇陛下バンザイと戦死したのか、と割り切れない思いから、
天皇制について疑問を抱いたのは事実だ」と発言を認めた。
一方で辻元氏は「その後、土井たか子元衆院議長からいろんなことを学んだ。日本国憲法のもと、日本は
生まれ変わり戦争放棄の国になった。憲法に規定されている象徴天皇を尊重しなければならないなど、多くの
ことを学んだ。私は考えが一面的だったと痛感し、深く反省した」としおらしく語った。
そのうえで「象徴天皇の歴史的背景、立憲主義の大切さ、国会議員が憲法尊重義務を持つことの重みを
かみしめるようになった」と思想の変遷を披瀝した。
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