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URLリンク(news.yahoo.co.jp)
11/23(土) 17:06
脳科学者の中野信子氏が23日、読売テレビ「あさパラS」に出演。斎藤元彦前知事が兵庫県知事選で圧勝したニュースにコメントした。
斎藤氏の戦術について、中野氏は「テレビがオーソリティーになったんですよ。それによって庶民がSNSを使うことによって斎藤さんは『俺たちの斎藤』になったんです。『忠臣蔵』みたいな構造ができて、『あの人は俺たちと同じく損をしているから応援してやらなきゃ』という気持ちに火がついた。この構造を作ったら絶対に勝つ」と分析。
MCのハイヒール・リンゴが「日本人は判官びいきと言われる」と相づちを打つと、中野氏は「これは遺伝子プールを見ても明らかで、日本人は世界で一番その感情が強いんです。小泉純一郎元首相がその構造を作って『既得権益層をぶっ壊す』みたいなことを言って勝ったんですけど、あれは本当にうまかった。あれと同じ構造ができたんです」と感嘆した。
また改めて斎藤氏の勝因について脳科学的分析を聞かれると、モニターに「人間の脳には真偽を判断する領域は存在しない。容姿や振る舞いなど真偽とは関係ない基準で判断が下されることも…」と掲示。
リンゴから「真偽を判断する領域は存在しないんですか?」と聞かれると、中野氏は「ないんですよ。どっちが本当と判断する領域はないんです。だから『羅生門』みたいな感じになっちゃう。それぞれの視点では全部正しい。だけども、現実には起こっていることが違ったりするので、問題になる」と説明した。
その上で実際の判断基準は「自分にとっての利害と、美しいか美しくないか」だと指摘し、「子どもを集めてきて、きれいなお姉さんが言ってることと、そうでないお姉さんが言ってること『どっちが正しい?』って聞くと、美しいお姉さんを選んだりするんです」と明かしていた。