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遠藤憲一「民王R」第5話2・6% 今度は中学生との入れ替わり、秋保が抱える問題知った泰山は…
俳優遠藤憲一(63)主演のテレビ朝日系ドラマ「民王R」(火曜午後9時)の第5話が19日に放送され、平均世帯視聴率が2・6%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は1・5%だった。
同作は人気作家池井戸潤さんの小説が原案。15年に同局が初映像化し、9年振りの「Return(リターン=再来)」となる。前作は遠藤演じる現職総理大臣の武藤泰山とおバカな息子、翔(菅田将暉)の心と体が入れ替わるという、前代未聞の大珍事を描いた。
今作でも再び総理大臣の座に就くが、入れ替わりの対象は全国民。毎回、総理大臣が国民の誰かと“Random”に入れ替わる奇想天外なストーリーとなる。新キャストでなにわ男子大橋和也(27)あの、山時聡真(19)が登場する。
◆第5話のあらすじ
秘書の冴島優佳(あの)、闇バイトの青年、5歳の保育園児、そして死に際の際のおばあちゃん。これまでさまざまな国民と目まぐるしく入れ替わりを繰り返す武藤泰山。内閣支持率も乱高下する中、公安の新田理(山内圭哉)はついに入れ替わりの真相に肉薄する。入れ替わった人々の生活圏、そのすべてに置かれていたのはある空間消毒器だった。
そして同じ空間消毒器が置かれたネットカフェの個室から出てきた14歳の中学生萩原秋保(黒川想矢)は、早朝の新宿へ。繁華街の路上でたむろする若者たちに“ユキ”という少女の行方を聞いて回る秋保は、ユキらしき人物を見つけた直後、頭痛に襲われる。
一方、泰山は野党議員の神宮寺から予算委員会に向け、スキャンダルを引き合いに取引を持ちかけられていた。その最中に頭痛を感じ、気がつくと秋保と入れ替わっていた。
今回は公安の猫田マモル(山時聡真)によって、入れ替わり後、速やかに確保された泰山。対策本部で会った秋保に、代わりに予算委員会に出るよう頼むが、「国なんてどうでもいい!ユキを探す!」と、協力を拒まれる。
なんとか秋保を予算委員会に送り込み、代わりにユキを探しに新宿にやってきた泰山。今どきの若者と聞きなじみのない日本語に翻弄(ほんろう)されながら目の当たりにしたのは、想像を絶する光景だった。
さらに、秋保の身体にある無数の傷を発見した泰山は、彼が抱える問題を知る。