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2024年11月15日 06:00
東スポWEB
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日本代表MF久保建英(23=レアル・ソシエダード)が、インドネシアのサッカー熱の高さに〝本音〟を漏らした。
日本代表は14日、北中米W杯アジア最終予選のインドネシア戦(15日、ジャカルタ)に向けて非公開練習を行った。インドネシアではサッカーが国民的スポーツとして熱狂的なファンやサポーターが多く、試合当日は7万人超の大観衆となることが確実。さらに、日本代表の練習にも連日のように現地メディア関係者が大挙押し寄せる異例の事態になっている。
この日の練習後に取材に応じた久保は、インドネシアメディアが殺到する様子について「人気なんだと思いますね、サッカーが。うらやましいです」と語った。
これまでたびたび日本のサッカー人気の低さについて言及。2022年カタールW杯の際にも「サッカー人気が低迷しているというより、根本的に日本は他の国と比べてサッカーに対する熱がないというのは正直思ってるところはある。スポーツの中でサッカーが一番というわけじゃない。自分が何を言ったところで、サッカーに熱を持ってくれる子どもというのは多くいないと思う」などと日本におけるサッカーの厳しい現状をズバリ指摘している。
特に近年は、日本代表のW杯アジア最終予選やアジアカップなどが地上波で放送される機会が減少しており、ファン離れが加速するとの懸念も指摘されている。日本とは対照的なインドネシアのサッカー人気の高さを目の当たりにして、思わず本音が出たようだ。
この日の久保は「サッカー分かる人は分かってくれているからいいと思うけど、僕らなんか世界レベルの選手になるとサッカー、分かっている人のためだけにプレーするわけではない。そういったところで、目に見える結果を求めていきたいなと思う」とも口にしており、ライト層も含め幅広いファンを強く意識していることがうかがえる。
至宝にはサッカー人気低迷の危機を救う大活躍を期待したいところだ。