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産経新聞2024/9/30 17:46
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政治家の風刺漫画や個性的な挿絵で知られるイラストレーターの山藤章二(やまふじ・しょうじ)さんが30日、老衰のため死去した。87歳。
昭和12年、東京・目黒生まれ。4人きょうだいの末っ子で、父親を生後4カ月で亡くし、母子家庭に育った。武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大)卒業後、広告会社勤務を経て39年、フリーのイラストレーターとして独立した。
46年から平成元年にかけて夕刊フジで、筒井康隆さんや林真理子さんら15人の作家の、それぞれ約100回に及ぶエッセーの毎回のイラストを手がけた。昭和51年から「週刊朝日」で始まった風刺画「ブラック・アングル」は40年近く続く名物連載となった。落語にも造詣が深く、寄席を企画したことも。大の阪神ファンとしても知られた。
45年に講談社出版文化賞さしえ賞、46年に文芸春秋漫画賞、58年に菊池寛賞を受賞。平成16年、紫綬褒章を受章した。「世相あぶり出し」「人間ころがし」など著書多数。