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2024年4月15日 14時37分
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)で活躍した女戦士フェリオサの若き日を描いたシリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』のジョージ・ミラー監督が現地時間15日、ソウル市内の映画館でフッテージ映像試写会を行い、長きに渡るシリーズへの思いの丈を語った。
舞台は、文明崩壊から45年後の世界。若きフェリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)は、ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)率いるバイカー軍団に故郷である「緑の地」からさらわれてしまう。砂漠と化した荒地を掃討するバイカーたちがイモータン・ジョーの統治する城塞都市の覇権を狙う中、復讐に燃えるフュリオサは多くの試練を乗り越え、戦士として覚醒する。
『マッドマックス』1作目(1979)から本作まで、ミラー監督は常に新しい表現に挑戦し時代の変化を映画の中に反映している。「前作の『怒りのデスロード』はドキュメンタリーのようだという感想がありました。『マッドマックス』は寓話的なモノであると考えて撮ってきましたが、環境問題が劇的な変化が寓話とは言い切れない状況になっています」と語ると同時に、「前作が成功したらフェリオサの物語を描きたいと考えていました。前作は2泊3日の物語でしたが、今回はフュリオサがさらわれてからの18年間を圧縮した物語です。前作の伏線を整理する作品でもあります」と制作経緯についても触れた。
ミラー監督曰く、『マッドマックス』シリーズは無声映画や西部劇のオマージュがふんだんに盛り込まれているという。「その最たるものが戦闘シーンであり、台詞で表現しなくても映像を通じて伝える力、独特の言語を持っています。できるだけ台詞を廃して映像で見せる説得力がある寓話」と戦闘シーンにおける持論を述べた。
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フュリオサvs最狂の将軍!映画『マッドマックス:フュリオサ』本予告編
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