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ジャニーズ検証番組に紀藤正樹弁護士が指摘「容疑者」なのに「メンバー」と表現したことこそ「検証すべき」
弁護士の紀藤正樹さんが27日、X(旧ツイッター)を更新。旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)の性加害問題を受けテレ
ビ各局が放映している自己検証番組について、当時所属していたタレントの肩書を例に、具体的な検証が足りないと私見をつ
づった。
紀藤さんは「ジャニーズ問題を自己検証するテレビ局が出てきたが、抽象的に忖度/圧力とするばかり」と指摘したうえで、
「具体的にたとえば2001年8月24日の元SMAP稲垣吾郎氏の逮捕の際に同氏を『容疑者』とせず『稲垣吾郎メンバー』としたテレ
ビ局各局はなぜ言い換えたのか等具体的な事案こそ検証すべきです」と記した。
稲垣は当時、公務執行妨害と道交法違反の現行犯逮捕された後、処分保留で釈放、東京地検が起訴猶予処分がだされ、5カ月
弱の期間謹慎した。紀藤さんは、各局が「稲垣メンバー」として報道した騒動を記しているネットサイトを引用した上で、
「なお、新聞や雑誌などの活字媒体は、ほぼ全てが『容疑者』を用いた」と書きそえた。
この投稿に、「当時めちゃくちゃ違和感ありましたね」「テレビ局はあの理由をすべて話すべき」「自己検証しているのに
なぜかいまだにジャニタレに頼っている」「SMAP解散時に、フジテレビの番組でSMAPメンバーが謝罪したのも気になります」
などの声が寄せられた。
URLリンク(www.chunichi.co.jp)