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「自分が彼氏だと信じ」…地下アイドル絞殺の38歳男「他の男の存在を知って怒り爆発」呆れた犯行動機
「自分が彼氏だと信じていた」
法廷で語られた男の言葉は、あまりにも身勝手で一方的な内容だった―。
10月11日に東京地裁で開かれた公判で、殺人や死体損壊などの罪に問われている無職・宮城祐太被告(38)に懲役17年の有罪判決が言い渡された。宮城被告は’22年7月に、東京・池袋のホテルで地下アイドルとして活動していた女性Aさん(当時18)を殺害したとされる。
「宮城被告はAさんの熱烈なファンでした。イベントなどに通い、借金をしてプレゼントを贈るなどしていたようです。恋愛感情を募らせ、Aさんも自分に好意を持っていると思い込んでいたのでしょう。Aさんの態度がつれなくなると逆ギレして犯行に及んだとされます。判決で裁判長は『自己中心的で身勝手な判断』と厳しく指摘していました」(全国紙司法担当記者)
『FRIDAYデジタル』は’22年7月14日配信の記事で、Aさんが殺害された事件について詳しく報じている。再録して、宮城被告のあまりに一方的な言い分と犯行の一部始終を振り返りたい(内容は一部修正しています)―。
◆ホテル近くの交番へ自首
「首を絞めて女性を殺害してしまった……」
7月11日の明け方、そう言って男がJR池袋駅(東京都豊島区)近くの交番に自首してきた。交番にいた警官はスグに捜査を開始。数百m離れたホテルの客室からは、浴槽の中で倒れている女性の遺体が見つかった―。
殺人の疑いで警視庁池袋署が逮捕したのが、埼玉県さいたま市の自称コンビニ店アルバイト・宮城被告だ。ホテル内でAさんを絞殺したとされる。
「宮城被告とAさんがホテルに入ったのは、事件前日の10日です。警察の調べに対し宮城被告は、『両腕を使って(Aさんの)首を10分くらい強く絞めた』と供述していました。不可解なのは、宮城被告が犯行後12時間もホテルに滞在していたこと。警察には『自首しようか迷っていた』と話していたそうです」(全国紙社会部記者)
2人が知り合ったのは事件から1年ほど前だ。メイドカフェのイベントに参加した宮城被告がAさんを気に入り、その後3回ほど会っていたという。
「突発的な事件ではなく、計画的な犯行だったようです。宮城被告は、事前にナイフを用意していましたから。Aさんの首には、強く絞められた痕だけでなく切られたようなキズが残っていました」(同前)
◆「スマホを盗み見て怒り」
呆れるのは犯行動機だ。宮城被告は、警察に対しこうも明かしている。
「自分は(Aさんを)彼女だと思っていた。(Aさんの)スマートフォンを盗み見て、他の男の存在を知って怒りが爆発した」
供述通りなら、身勝手な思い込みでAさんを殺害したことになる。
「最近、思い込みによる犯罪が増えている印象を受けます。直接対話せず短いメッセージでやりとりする、SNSが影響しているのでしょう。新型コロナウイルスの感染拡大で、直に会ってコミュケーションをとる機会が減ったのも要因です。LINEなどの短文では相手の本意がわからず、自分に都合よく解釈しがちですから。おそらく今回の事件の容疑者も、女性とのやりとりで『自分に好意がある』と思い込んだのだと思います。犯行後12時間も事件現場に残っていたのは、歪んだ愛情の表れでしょう。亡くなった後も、そばにいるよと……。ただ長時間遺体を放置すれば、当然異臭も出ます。いたたまれなくなり、自首したのだと思います」(同前)
屈折した愛情により、10代の女性の命を奪った宮城被告。法廷での言葉からは、真摯に反省している様子はうかがえない。