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2022年11月10日
『SLAM DUNK』『チェンソーマン』でCGに拒絶反応!? アニメファンの手描き信仰
アニメの表現手法を、かなり大まかに分けると「手描き」と「CG」の2種類が存在する。ところがアニメファンの間ではいまだ手描き信仰が根付いており、CGが“邪道”扱いされる風潮も。最近では、『THE FIRST SLAM DUNK』や『チェンソーマン』といった作品が物議を醸していた。
CGを毛嫌いするアニメファンたち
11月4日、東映アニメーションのYouTubeチャンネルで「THE FIRST SLAM DUNK」に関する特別番組が放送。そこで声優や主題歌の情報に加えて、最新の予告映像も解禁されることとなった。
映像では主人公・桜木花道をはじめとした「湘北高校」バスケットボール部が試合に臨むところが描かれていたが、その描写は明らかにCGを使用したもの。原作に近い絵柄で、アクションシーンなども滑らかに表現されていたのだが、“手描き”を求めていたファンの猛反発を招くことに。
ネット上では、《CGアニメってやっぱ安っぽく見えるわ…少し期待してたから残念》《スラムダンクがCGとか激萎えしてる》《CGが苦手だから多分見ない》《CGってどうしてもお人形が動いてるように見えちゃうんだよね》《疾走感のない安っぽいCG、僕の中のスラムダンクは完全に終わりました》といった不満の声が上がっている。
とくに『SLAM DUNK』というコンテンツに関しては、1990年代に放送されたTVアニメ版のファンも多い。当然この時は手描きアニメだったので、CGへの変更が受け入れがたいのかもしれない。
手描き派にCGが受け入れられる日は…
CGの使用によってアニメファンに叩かれてしまったのは、「THE FIRST SLAM DUNK」に限らない。『週刊少年ジャンプ』の人気漫画を原作としたTVアニメ『チェンソーマン』も、大きな賛否を呼んでいる。
10月12日に放送された第1話では、見せ場となるアクションシーンで、CGを多用しているように見えるカットが登場。《なんでCGやねん…ってなる》《海外意識しているならCGやめればいいのに》と、散々な意見を浴びてしまった。
とはいえ、問題のシーンでは実は“CGに見える手描き作画”も使用されていたようで、関係者や制作会社の『MAPPA』がその証拠をSNS上で披露している。ただ、CGアレルギーのアニメファンにとっては、手描きだったとしてもCGに見えること自体が嫌なのだろう。
これ以前には、アニメ『進撃の巨人』でCGの使用が批判されたことも記憶に新しい。「チェンソーマン」と同じ「MAPPA」が制作を務める第4期にて、海外のアニメファンたちが不満を爆発させ、公式ツイッターが大荒れしていた。
もはや映像としてのクオリティ云々ではなく、CGっぽい見た目がすでにアニメファンの“地雷”となっている印象。今後、和解の道はありえるのだろうか。
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