ウクライナ解説で防衛研究所の突出したテレビ出演を懸念 [朝一から閉店までφ★]at MNEWSPLUS
ウクライナ解説で防衛研究所の突出したテレビ出演を懸念 [朝一から閉店までφ★] - 暇つぶし2ch148:名無しさん@恐縮です
22/05/03 01:06:22.09 DCgx2zy+0.net
2008-05-02
なぜハーバード大学は「戦争学」を教えているのか?
URLリンク(www.riabou.net)
みなさんは、学校で「戦争学」や「軍事学」を学んだことはありますか?
ハーバード大学の学生たちは学んでいます。
ハーバードの学生は軍事学も学ぶ
それも、極めて専門的でレベルが高い授業が行われています。例えば1960年代のハーバード大学講座案内書によれば、以下のような講座が開かれていたそうです。「」内が授業のタイトルです。(伊藤憲一著「国家と戦略」p212による)
「国防政策」 軍事戦略と外交政策に重点をおいて講義する。キッシンジャー教授による。
「陸軍の組織と国家安全保障」 全面戦争と限定戦争の諸問題を検討する。
「軍事史と基本的戦術概念」米国における戦略および軍事戦略の発展を概観する。
「海軍史」 制海権の影響を中心に海軍戦略の基本を講義する。
「戦争学の発展」 アレクサンダー大王から南北戦争までの主要な会戦で使われた兵器と戦術を検討する。
「戦略と戦術の基本」 歴史的実例にもとづいて戦略の一般的理解を促す。
こんな授業が大学で行われ、学部と大学院生によって受講されているのです。
もちろん全ての学生が軍事や戦略を学ぶわけではありませんが、一部とはいえ軍人でも何でもない学生がこんな軍事的知識を教養として身につけています。
日本の大学でケインズやアダム・スミス、ハイデガー、ルソーなどが教えられているのと同じように、クラウゼビッツや孫子が大学で教えられています。経済学や文学、歴史学と同じように、戦略学や軍事学が大学で研究され、大学生がそれを学んでいるのです。
アメリカのハーバード大学だけではなく、欧米の有名な大学では戦争学部、戦争研究学科、ないしは戦争学の講座を持っているところがほとんどだそうです。イギリスのロンドン大学やオックスフォード、ケンブリッジ、あるいはソルボンヌ、ボストン大学などはみなそうです。
なぜ海外では大学生に「戦争学」を教えるのか?
 戦争を大学で教えている、というと何か恐ろしげな、軍国主義者を大量生産しているかのような偏見を持ってしまいそうですが、それは間違いです。
 欧米の大学で戦争の研究が盛んになったのは、世界大戦を反省したからです。人類史上初の「世界大戦」を経験し、二度目の世界大戦でも主戦場となったヨーロッパ諸国は、なぜこんな悲惨な戦争が発生したのかを必死で解明しようとしました。二度と世界大戦を起こさないためです。平和を守るために、戦争を研究したのです。
 海外諸国では、このように大学やシンクタンクで戦争を研究し、それを学生に教えたり、政治家にレクチャーしたりしています。だから多くの人が「戦争と平和の常識」を身に着けているといえるでしょう。
 イギリスの戦略家リデルハートはこう言っています。「冷静な平和主義者であろうとするなら、新しい格言に基礎をおくべきである。それは”君が平和を望むなら、戦争を理解せよ”ということだ」
戦争を学ばない国、日本
 それらとは全く逆に、国を挙げて戦争を研究しないことを決めている国もあります。日本です。
 これは戦後の平和主義によるものです。戦争を忌避するあまり、戦争を研究することさえ海外の常識を無視して拒否しています。
戦前の日本も、戦争を研究しなかったから無謀な戦争をした?
 しかし、実は戦前の日本も、戦争を研究しなかったために戦争に突入してしまった面があります。戦前の日本でも、戦争に関する研究は軍だけが行うものとされていました。民間大学ではほとんど軍事の研究はせず、そのような講座も設けていませんでした。(例外が造兵学ぐらいのもの)したがって、一般国民は軍事、戦略などに無知でした。「長門と陸奥(戦艦)は日本の誇り」という歌は歌っていても、海軍戦略の何たるかとか、海軍の役目は何かとか、そういう知識は欠落していたと考えられます。
その結果、まったくの迷信である「無敵皇軍」という幻想にとらわれ、とうてい勝てるわけもない戦いに国民一丸となって突入していってしまいました。
 まさしく、リデルハートの言葉の真逆で「戦争を研究しない者は、冷静な平和主義者にはなれない。」のです。


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