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2022/01/06 15:00
「特別機動捜査隊」「人造人間キカイダー」など、東映が1960~70年代に制作したテレビドラマの台本約1200冊が、鹿児島県鹿屋市の元監督の自宅で確認された。この時期の台本は多くが失われており、テレビドラマ初期から発展期の制作の過程が読み取れる貴重な資料だ。
台本は東映のテレビ制作会社で監督を務めた北村秀敏さん(1931~2016年)が、段ボール箱十数箱に保管していたもので、親族が遺品整理中に発見した。
国内初の連続1時間ドラマとして知られる刑事もの「特別機動捜査隊」(61~77年)、人造人間が善と悪の心の間で葛藤する特撮「キカイダー」(72~73年)、「がんばれ!!ロボコン」(74~77年)など監督した17番組のほか、監督していない24番組も含まれていた。
制作会社の東映によれば、当時の台本は部分的にしか残っていない。脚本を収集している「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」(東京)にも、関係者から一部が寄贈されている程度という。
北村監督が担当した番組の台本には、カット割りや撮影スケジュールなどが自筆で書き込まれている。セリフの削除や加筆もあり、演出の意図を読み解くことができる。
「キカイダー」11話は、良心を持つ敵ロボットをやむなく倒したキカイダーが涙を流す場面で終わるが、台本ではこの後も仲間のセリフや場面が続いている。北村監督はこの部分に×印を付け撮影で丸々カットしており、ドラマ性を重視して変更したとみられる。
===== 後略 =====
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