21/12/28 12:33:02.59 CAP_USER9.net
洋の東西を問わず、そう珍しい話ではない。
同僚の私物を盗んだことが発覚し、24日にソフトバンクを自由契約となった古谷優人。球団OBの斉藤和巳氏は自身のインスタグラムで「色んなものを自ら手放しやがって。期待してた投手だけに…」と心情を吐露する一方、「この類の話はプロ野球の世界でも昔から噂を耳にする」と書いていた。
元プロ野球投手の一場靖弘さん 裏金問題ドン底を経ての今
球界における窃盗はたびたび話題になる。楽天、巨人に在籍した元選手は2018年に、チームメートのユニホームなどを盗んでネットオークションで売却していたことが発覚。楽天時代から手癖が悪かったという。
では海の向こう、メジャーリーグではどうなのか。メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「表沙汰になることはめったにないが」と、こう続ける。
「もっとも有名なものは02年のルーベン・リベラです。当時ヤンキースのクローザーだったマリアーノ・リベラのいとこで、この年にヤンキース傘下のマイナー球団と契約。マリアーノのいとこということもあってチームメートからも可愛がられていたが、ジーターのバットなどを盗んで売却したことがバレた。ナインも『ウチの守護神の顔に泥を塗った』と激怒し、ヤンキースからは永久追放となった」
もっとも、リベラはクビから1カ月経たずにレンジャースと契約。日本では到底考えられない寛容さだ。
■2月のキャンプ時期にはマイナー招待参加選手がコッソリ…
「メジャーで盗難事件が起きるのは2月のキャンプ時期が多い。キャンプには20~30人のマイナーリーガーが招待選手として参加しますからね。彼らからすれば、普段は接することができないメジャーリーガーと接する唯一のチャンス。よからぬことを考える輩もいるでしょう。かつてパイレーツに所属した桑田真澄さん(現巨人コーチ)も、日本のメーカーから送ってもらったグラブなどを盗まれたことがあるそうです」(友成那智氏)
何十億円も稼ぐメジャーリーガーと異なり、マイナー選手は薄給も薄給。今年から給料が上がり、数十ドル程度のミールマネーが出るとはいえ、3Aでも週給700ドル(約8万円)だ。キャンプ中は給料が発生せず、5カ月のシーズンを戦い抜いても1万4700ドル(約168万円)にしかならない。
浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ、か……。
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