21/12/20 19:47:32.53 CAP_USER9.net
俳優の坂上忍(54)がMCを務める『バイキングMORE』(フジテレビ系)が来春の改編をもって終了することが12月12日に明らかになった。
また、12月14日にはタレントで映画監督のビートたけし(74)がレギュラー出演する報道番組『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)を2022年3月をもって降板することが発表されるなど、年末年始を前に2022年春の改編の話が聞こえるようになってきた。
芸能プロ関係者は言う。
「実は来春の改編で『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)も終了することになるそうです」
『深イイ話』は2008年2月にスタートし、2022年には15年目を迎える日本テレビの人気バラエティ番組だ。
番組開始から現在まで全体のMCを羽鳥慎一(50)が担当。初代スペシャルコメンテーターを島田紳助氏(65)が務め、紳助氏の芸能界引退後は今田耕司(55)が2代目スペシャルコメンテーターに就任した。
11月29日放送の『深イイ話』の世帯視聴率は9.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、テレビ各局が重視している13~49歳のコア視聴率も5.8%と良い数字だが―。
「視聴率ももちろん番組の評価基準ですが、日テレは今後の伸びしろや今後も続けていく意味があるかを重視して、番組の存続を決める傾向があります。
『深イイ話』は2022年で15年目に入る長寿番組ですから、ここ数年はネタ切れ感も否めない。番組スタート時のコンセプトからもズレが出てきて、何の番組なのかわからなくなってきている、という指摘もありますよね」(前同)
■『行列』も“迷走”……「島田紳助番組」終焉へ
『深イイ話』は当初、1分間の深イイ話のVTRを見たあと、「深い」と感じたら「心のレバー」を前に倒して「深イイ」判定を、感じられなかったらレバーを手前に倒し「う~ん」と判定。採用されると3万円の金券、パネラー全員の「深イイ」判定で「全員一致の深イイ話」として賞金5万円が投稿者に贈呈されるという番組だった。
「ただ、ここ数年は有名人の家族に密着したり、有名人の家族からその有名人が誰なのか推理するクイズ、羽鳥さんの住宅訪問など、もともとの“深イイ話を見る”というコンセプトからはだいぶズレてきていました。
視聴率が悪いわけではありませんが、やはり今後も続けていく意味があるのかどうか、という点を日テレ上層部は見ているのでしょう。また、同番組は2008年9月のリーマン・ショック前にスタートしています。リーマン・ショック以前に始まった番組は、制作費の総額が高く設定されているそうです。その点も、制作費削減を命題として掲げている局上層部に睨まれたのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)
紳助氏の芸能界引退から10年が経つ今なお続いてきた『深イイ話』だが、来春には14年の歴史に幕を下ろすことになりそうだ。
「準レギュラーとしてチュートリアルの徳井義実さん(46)も出演していましたが、悪質な税の無申告が発覚した2019年10月に番組を降板しています。
紳助氏の引退や徳井さんのトラブルも乗り越えて続いてきたわけですが、やはり限界。引退から10年が経ち、いよいよ紳助氏の番組がなくなってきているとも言えそうです」(前同)
紳助氏が初代MCを務めた『行列のできる法律相談所』も、当初は法律相談がメインの番組だったものの、いつしかMCとひな壇に座る出演者のトークが中心のバラエティ番組に変化していき、今年10月にはついに番組タイトルから「法律」がなくなり、『行列のできる相談所』(日本テレビ系)へとリニューアルされた。
「『行列』も『深イイ話』と同じように当初のフォーマットからズレが出てきていますし、“多目的トイレ不倫”のアンジャッシュ・渡部建さん(49)の電撃復帰を画策するなど、視聴者からは批判の声がたびたび上がっている。こちらも視聴率は悪くありませんが、日テレ上層部はどう見ているのか、気になるところですね(同)
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