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7/9(金) 9:05配信
スポーツ報知
テレビ朝日
テレビ朝日の玉川徹氏が９日、コメンテーターを務める同局系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜・午前８時）にスタジオ生出演した。
番組では、東京五輪の東京、神奈川、千葉、埼玉の１都３県の会場が全て無観客となることを報じた。８日の組織委員会、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）などによる５者協議で合意した。政府は同日、東京都への新型コロナウイルスの緊急事態宣言再発令と３県のまん延防止等重点措置の延長を決定。これを受け、有観客を断念した。一方、宮城、福島、茨城、静岡の地方会場は観客を入れる方針。北海道は調整中だが、３３競技中３競技のみ有観客という近代五輪の歴史上極めて異例の大会となる。
スタジオでは、無観客開催の背景としてこの日の読売新聞が「国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は一歩引いた姿勢を貫いてきた。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会幹部は『開催さえ果たせば、巨額の放送権料が入る。観客の有無や人数でＩＯＣの腹は痛まない』と事情を明かす」と報じた記事を紹介した。
玉川氏は、この報道を受けて「何も不思議じゃないですね。ＩＯＣはそうなんだろうなって僕も思っています」とし「ＩＯＣに対するイメージって僕の中で、ものすごい下がりました。僕だけじゃないと思いますけどね。ＩＯＣってそういうものなのか、と。要するに自分たちにお金が入ればそれでいいのか、と。開催国の国民の思いとかどう思っているんだろう」と疑問を投げかけた。
番組では、８日午後に来日したＩＯＣのバッハ会長が５者協議で隔離先の宿泊ホテルからリモートで参加し画面越しにあいさつした映像を報じた。この姿に玉川氏は「グッドイーブニングとかおっしゃってましたけど、僕は複雑な心境で見ますけど常に。このテレビ見ているかどうかわからないですけど、バッハさんにしろコーツさんにしろ。だけど、普通のオリンピックであれば、好感とか歓迎の思いで一色です、国民は。ところが違うよ、と。結構、多くの国民はあなたたちに対して反感やむしろ悪意すら抱いていることを分かった上でたオリンピックやって欲しいと思います」と指摘していた。
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