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2021-05-07 05:00 ORICON NEWS
幾田りら、細田守監督『竜とそばかすの姫』でアニメ声優&本格的な演技初挑戦
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細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(2021年7月公開)で声優に初挑戦した幾田りら (C)2021 スタジオ地図
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細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(2021年7月公開)成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらが主人公の同級生役で声の出演 (C)2021 スタジオ地図
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相関図(C)2021 スタジオ地図
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“小説を音楽にするユニット”YOASOBIのボーカルikuraとしても活動するシンガーソングライターの幾田りら(20)が、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(7月公開)に声優として参加することが明らかになった。アニメ声優はおろか本格的な演技自体も初挑戦となる。しかし、細田監督は「聞いたことのない声。活舌がとても良く、プロの声優のよう。初めてやるとは思えない!」と絶賛。幾田も「その言葉に応えられるよう頑張りました」と話している。
アニー賞受賞、米アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートと世界的な評価を受けた『未来のミライ』(2018年)以来となる本作は、インターネットの世界を舞台に、自分を失ってしまった主人公の女子高生が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、細田監督ならではのリアル×ファンタジーを通じ描き出す。
主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずは、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在になっていく。そんな彼女前に竜の姿をした謎の存在が現れ、物語が動き出す。すずと竜の声優キャストに先駆けて発表されたのが、すずの同級生を演じる、成田凌(27)、染谷将太(28)、玉城ティナ(23)、幾田の4人。
成田は、新海誠監督の『君の名は。』と『天気の子』に同じ役で出演。染谷は『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』に続き、3度目の細田作品。玉城と幾田はオーディションを受けて出演が決まった。玉城もアニメ声優は初挑戦。
幾田が担当するのは、ヒロちゃん(別役弘香/べつやく・ひろか)役。主人公のすずを<U>へと誘い、歌姫・ベルとしてプロデュース。すず=ベルの正体を唯一知るキーパーソンで、自身の持つふんわりとした優しいイメージとは正反対の毒舌冴えわたる女子高生を演じる。
「私の演じるヒロちゃんは、喜怒哀楽が豊かなタイプで、一つのせりふの中だけでも、強弱や変化が多いので、声の高低差や言い回し、細かいニュアンスをつけるよう意識しました。どこかプロデューサー的な、放っておけないすずの手を引っ張っていくような女の子ですが、とにかくすずが大好きで、応援したくてという愛の部分が大きく、そこを真摯に表現したいと思いました」と、役作りについて語っている。
収録を振り返り、「初めての声のお芝居でプレッシャーもありましたが、実際にアフレコが進んでいく中で、皆さんともコミュニケーションを取らせていただき、ヒロちゃんを通して私自身も成長させてもらえたのではないかと思います」という手応えも。
「普段、音楽活動をしていてマイク前に立つことは多いですが、声優さんや俳優さんの方々と並んでやることはもちろん初めてで、同じマイク前でも今までとはまったく違う感覚でした。ブース内に一人ずつ仕切りがありましたが、それを飛び越えてくるような熱量を感じ、特に激しいシーンは、部屋全体の空気感のまま演じるように気を付けました」と、音楽のレコーディングとの違いも新鮮だったようだ。
未だ謎に包まれているすず/ベル役の声優キャストと「初日から一緒で、一言目のせりふから『すずだ!』と思ったのが、印象に残っています。ベルの歌声も素晴らしくて鳥肌が立ち、ご本人の感情が高ぶって声に現れる感じが、マッチしていて、感動しました」と、明かしている。
「監督の作品はどれも映像が美しく、今作でも<U>の世界や現実世界の風景も細かい所までとても美しく描かれているので、その絵の中で自分の声のキャラクターが動くと思うと感無量です。完成を楽しみにしています!」と、制作真っ只中の本作への期待を語っている。