21/03/14 14:39:15.75 CAP_USER9.net
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受信料値下げなど業態改革がこれまでになく迫られるNHK。今後3年間でのスリム化を宣言しているが、テレビを持っていれば受信料の契約締結を余儀なくされる側からすれば、大河ドラマから紅白歌合戦まで各番組にどのくらいの費用が投じられているかは気になるところ。この先、番組がどう変わるのかも含め、公表資料を基に聞いてみた。(読売新聞オンライン 旗本浩二)
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スリム化目指すNHK、制作総量を削減
NHKが1月に公表した21~23年度の経営計画は、剰余金が1200億円超にまで膨らんでいることから受信料の値下げばかりが注目された。しかし、そもそも受信料はNHKが事業を行う上での原資。事業の中で最もウェートを占めるのが番組制作費だ。つまり、“改革”というなら、番組一つひとつを精査する必要があるはずだ。
この点、同計画では「スリムで強靭(きょうじん)なNHKに向けた番組経費などの見直し」を表明。「制作の総量を削減し、それぞれのコンテンツの質を高める」とした上で、チャンネルごとに行ってきた従来の番組管理を、ジャンルごとの管理に変更。内容の重複を見直し、コストの査定を厳しくするという。
(写真:読売新聞)
では、一体、番組にはどのくらいの制作費が投じられているのだろう。
これについては、毎年1月に公表される次年度予算の説明資料の中で、掲載の別表のように「番組区分」「1本あたりの制作費の目安」「主な番組名等」を対比して公表している。出演料などの直接制作費に人件費、機材費を含んだ金額だ。これを見るかぎり、1本あたり60万円ほどでできるものがあるなど、趣味・実用、福祉番組といったジャンルは相対的に安く作れるようだ。だが、娯楽番組となるとわけが違う。ドラマでは1本7900万円の作品があり、エンターテインメント・音楽のジャンルでも3540万円という金額が記されている。
横に並ぶ番組名を見ると、「やはり俳優や歌手の出演料が高いのだろうな」と勘ぐってしまうが、これ以上の情報開示はない。表に例示される「大河ドラマ」「チコちゃんに叱られる!」のほか、「NHKスペシャル」「紅白歌合戦」などの具体的な制作費を広報局に尋ねたところ、こんな答えが返ってきた。
(略)