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斉藤和義、浦沢直樹初の全作画アニメーションによる「Boy」MV公開決定
2021.3.9 20:00
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●3月10日(水)のAM0:00~
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斉藤和義のニューアルバム『55 STONES』(3月24日リリース)のリードトラック「Boy」が、3月10日より先行配信シングルとしてリリースされることが決定し、ジャケットアートワークおよび最新のアーティスト写真が公開された。
また、ミュージックビデオが3月10日(水)のAM0:00からYouTubeでプレミア公開されることも明らかとなった。「Boy」は2020年の自粛期間中、斉藤が自作ギターの制作に取り組みながらも曲を作るようなモードになりきれずにいた5月中旬に、ふと手にしたギターからこの原型が出来上がったナンバー。イントロのリフが出来た頃には既に手応えを感じる程で、それからメロディも歌詞も一気にアイデアが湧いたという。ただ、この曲はライブツアーメンバー(Ba:山口寛雄、Gt:真壁陽平、Dr:平里修一)と共にスタジオで仕上げていきたいと考え、緊急事態宣言が明けた直後の5月下旬に久しぶりの再会を果たしレコーディングされた。なお、そのスタジオセッションの映像はアルバム『55 STONES』の初回限定盤に収録されている。
また「Boy」のミュージックビデオを、漫画家・浦沢直樹が手掛けたことも明らかとなった。浦沢と元々親交のあった斉藤が直接オファーし、ホウキをギター代わりにかき鳴らす少年のラフ画を浦沢から見せられた斉藤は、曲のイメージと完全に重なったと言い、それを受け浦沢も直ぐに絵コンテを作成して具体的にアニメーションの制作に入ったそうだ。浦沢作品はこれまで何度もアニメ化されているが、アニメーションを自らの手で描くのは浦沢にとって初めての作業。作画は1000枚近い枚数におよび、途中、あまりに酷使されたアップルペンシルの先端が削れて穴が空くハプニングもあったという。こうして出来上がった浦沢のアニメーションは、斉藤が作詞を進めながら頭に浮かんでいたイメージそのままで、まったく内容については打ち合わせをしなかった二人の感性が見事にシンクロした作品となったようだ。
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<浦沢直樹コメント>
ある日突然、和義くんからの電話。「こんな曲が出来たんですが、浦沢さんこれでなんかできませんかね?」いつものとぼけた口調で。でもその曲を聴いた瞬間に、一気に頭の中に画面が浮かび、僕も「うん、なんかできそう」と。こんな感じですぐに絵コンテまで出来上がったのはいいのですが。そこからが初めてのアニメーション!まったくゴールの見えない、一人だけのアニメ制作は想像を絶する大変さでした!しかし、描けば描くほどに絵を動かす楽しさが膨れ上がり、まさに「Boy」という曲がもつエネルギーに衝き動かされるように仕上げました。お楽しみください!
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斉藤和義「Boy」
2021年3月10日リリース
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