20/12/24 16:35:16.04 CAP_USER9.net
東京ヴェルディの羽生英之社長
サッカーJ2所属の東京ヴェルディの羽生英之社長が20日付で株主に送った書簡。そこには「敵対買収案の提示を受けました」とあり、「ヴェルディの解体案にほかならず、到底受け入れられるものではありません」と強い口調で訴えている。名門サッカーチームに今、何が起きているのだろうか。
20日に行われた東京ヴェルディの年内ラストマッチ。試合は0-1で敗北と名門クラブはかつての輝きを失っている。試合後ピッチに現れた東京ヴェルディの羽生社長は「一つ一つの出来事がこのクラブの伝統や歴史を作ってきた。ヴェルディは誰のものでしょうか」と語り、サポーターも「ヴェルディはゼビオのものではない」など横断幕を掲げた。
1993年に開幕したJリーグ。当時のヴェルディは三浦和良、ラモス瑠偉らが所属したまさにスター軍団。しかし選手の世代交代とともに成績不振に陥り、2005年J2に降格。2009年にはメインスポンサーが撤退し、経営危機に陥った。
そこで新たなスポンサーとして救いの手を差し伸べたのがスポーツ用品大手のゼビオホールディングス。当時ヴェルディの羽生社長は「皆さんのご協力によりヴェルディが今後も活動できるようになりました」と会見で語った。
あれから10年。ヴェルディは再び経営を脅かされる事態に。新型コロナウイルスによる観客数の激減でおよそ10億円の債務超過に転落する見込みだ。ヴェルディは増資によって再建を目指すが、そこに立ちはだかったのがかつての救世主、株主のゼビオだ。
ヴェルディOBラモスさんの思い
ラモス瑠偉さん
ヴェルディによるとゼビオは増資に反対し、羽生社長ら経営陣4人の退任などを要求。ヴェルディはかつて救済してくれたゼビオに対し、つねに50%超の議決権を与える契約を交わしている。
テレビ東京の取材に羽生社長は「私たちに『辞任しろ』とか一部の株主に対して『株を備忘価格で売って出て行け』とかは敵対的に見えてしまう。そこは残念です」とコメントする。
スタンドには試合を心配そうに見つめるラモス瑠偉さんの姿もあった。東京ヴェルディのチームダイレクターを務めるラモスさんは「やっぱりOBとして良い方向に行って欲しい。このまま終わるのは寂しい。元のヴェルディを取り戻すのを何よりOBとして望んでいる。皆さんの力を借りて復活させたい」と語った。
一方、ゼビオホールディングスはテレビ東京の取材依頼に応えなかった。
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
12/24(木) 11:01配信
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