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ロックバンド MUCCのヴォーカル・逹瑯がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「JACK IN THE RADIO」。11月28日(土)の放送では、シンガーソングライター・作曲家の中島卓偉さんが初登場! 音楽のルーツについて伺いました。
NoGoD・団長さんやPsycho le Cemu・DAISHIさんなど、ミュージシャンのファンがすごく多い中島さんですが、音楽に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか。
逹瑯:いつ頃から“シンガーになる”と意識し始めたんですか?
卓偉:決め手はやっぱり、中学校のときにバンドを組んで、13歳のときにセックス・ピストルズとかザ・クラッシュとか(を聴いて)。
逹瑯:13歳で!? 中1?
卓偉:はい、中1のときに。MTVを観て。
逹瑯:中1でMTV!?
卓偉:そうですね。うちの親父が、スターチャンネルみたいなのをバーッて入れていて……当時のテレビって、チャンネル(のつまみ)をひねって変えるやつだったじゃないですか。それで、12chしかなかったのが、急に31chになったんですよ。今でも覚えているんですけど、その27チャンがMTVだったんですよね。とにかく洋楽のプロモーションビデオがたくさん流れていて。そこでセックス・ピストルズの「Pretty Vacant(プリティ・ヴェイカント)」っていう曲を聴いて、“なんだこれ!?”と思って。
逹瑯:待って。卓偉くんが中1ってことは、俺は小6なんですよ。
卓偉:あれ、同い年ぐらい?
逹瑯:俺のほうがたぶん1個下です。それで、(卓偉くんが)セックス・ピストルズで衝撃を受けていた頃、俺は「ガラガラヘビがやってくる」(とんねるず)を聴いてた。
逹瑯・卓偉:アハハハハ(笑)!
逹瑯:“ちょっと待ってよ!”みたいな(笑)。
卓偉:いや、うちの親父が歌謡曲をかけない人で。家でクラシックとかジャズとか……まぁブラックミュージックですね。そういう曲が家でずっとかかっていたんですよね。
逹瑯:俺、テレビから流れてくる音楽以外で1番衝撃を受けたのって、お兄ちゃんが聴いていた長渕剛かもしれないです。
卓偉:あ、でもうちの兄貴も長渕さんが好きでしたね。
逹瑯:アルバム『昭和』をめっちゃ聴いてた。
卓偉:はいはい! でも結局、“兄貴と違うところにいこう”っていう気持ちもあったんだと思うんですよね。それで、もともと洋楽が好きだった親父の影響もあって聴くようになって。日本の音楽は、友達や兄貴の影響で聴いたものもあったんですけど、深くまではいかなくて。だけど、1番深く聴いたのはZIGGYですね。森重樹一さん(Vo)の影響があって。僕にとってZIGGYは洋楽だったんですよ、ポップな曲もすごくあったんですけど。そういう感じの中学生でしたね。
12/5(土) 19:11配信
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