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2020年11月18日20時12分
新型コロナウイルス感染症の影響から低迷が続いた「映画館」の消費動向が10月後半、コロナ感染拡大前に比べて初めてプラスに転じたことが18日、分かった。映画館消費はコロナ禍を受けて2月前半以降落ち込んでいたが、人気アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃(やいば)』無限列車編」の爆発的ヒットが貢献した。
クレジットカード大手ジェーシービー(JCB)とデータ分析会社ナウキャスト(東京)が決済情報を基にした半月ごとの調査「JCB消費NOW(ナウ)」を公表。映画館の消費動向を示す指数は10月後半、コロナ禍前の1月後半に比べ41.8%増と急回復した。10月前半は1月後半比でマイナス55.7%だったが、10月16日の鬼滅の刃公開を受け、回復幅は90ポイントを超えた。