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2020年10月30日 12時45分
３０日午前、同容疑者は留置先の東京湾岸署から送検。車内でマスクを着け、疲れた様子だった。
ひと晩留置所で過ごし、後悔があるとすれば、事故後に救護措置を怠ったこと、そして自身で車のハンドルを握ったことだろう。特に後者は他の芸能プロダクションから「マネジャーが運転代行していれば…。あれだけの売れっ子ならば、普通、事務所が運転はさせない」といった声も聞かれる。
これについて伊藤容疑者の所属事務所は本紙取材に「そこに関して答える義務はない」とコメントした。
中堅プロのマネジャーは「彼は車が好きで、自分で運転したがる傾向にあったそうだ。事務所の〝稼ぎ頭〟であるため、本人に『運転するな』と言える人も少なかった。事務所とタレントの〝関係性〟がおかしかったのだと思う」と指摘する。
同容疑者は大の映画通でも知られ、好きな映画はあろうことか「ワイルド・スピード」。スーパーカー同士が異次元のレースを繰り広げる人気シリーズだ。
伊藤容疑者は昨年８月、日本テレビ系「ＺＩＰ！」のレギュラーコーナー「伊藤健太郎のＺＩＰ！シネマ」のなかで、〝ワイスピ〟最新作を猛プッシュ。「胸アツでした」「大好き」などと、ノリノリで語っていた。
今回の事故は「ワイルド」では到底片付けられないが…。伊藤容疑者は猛省するしかない。
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